令和8年
8月
 
また暑い夏、お盆の季節がやってきました。
今年の夏も暑くなりそうです。
今年は猛暑日を超える酷暑日なんていう天気予報も新しく出るそうですから。
暑いと言えば、梅雨空の中サッカーのワールドカップで暑くなりましたね。寝不足で体調を崩した人も多かったそうです。
皆さんはいかがでしたでしょうか。
サッカーと言えば、その発祥の地はヨーロッパ特にイギリス辺りかと思っていましたが、国際サッカー連盟の公式発表では、サッカーのルーツは紀元前、中国の漢の時代の「蹴鞠(けまり)」からだと言うことです。
蹴鞠と言えば、宮中の優雅な遊戯として現在も行わていますから皆さんもご存じですよね。
ただ当時の中国では蹴鞠は遊戯ではなく、軍事訓練の重要な一環として、一チーム十二人制で今のサッカーのように鞠をゴールに入れる競技をしていたそうです。
球形の物体を手を使わずに自在に操るためには優れた身体能力と頭脳の優秀さも必要なため、兵士の軍事訓練にはかかせないものだったそうです。
ちなみに、あの玉の大きさは、敵の首を切った後の頭の大きさだとかいうまことしやかな怖い話もささやかれています。
いずれにせよ、サッカーのルーツは戦争に勝つためのものだったのですね。
サッカーばかりではなく、今あるスポーツのほとんどのものが、そのルーツは戦争のための兵隊さんの訓練から起こったものです。
十九世紀頃から、この兵隊さんの訓練とは別に「スポーツ」という言葉が登場しました。
このスポーツの語源は、体を動かすことによって「気晴らしをする」とか「楽しむ」という古いフランスの言葉から来ているそうです。
そしてヨーロッパでは、身体能力の向上は頭脳の向上も認められるということで、体育が義務教育になったそうです。
日本でも明治になって、欧米にならいスポーツ教育を取り入れ、欧米人に負けない身体を作ることを義務化しました。
昭和三年には国民保険体操としてラジオ体操がはじまり日本全国で行われるようになったということです。

今年のワールドカップは世界二百十一ヵの国と地域から、各地域の予選を勝ち抜いた四十八のチームが本選に参加しました。
戦争や紛争をしている最中の国の選手も、勝っても負けても相手を称える姿が随所に見られました。
スポーツの大会は平和の祭典とも言われます。
スポーツによって戦争が無くなればよいのですが。
現在では、鍛え上げた身体をもって戦をするのではなく、無人機やドローンなどを使うバーチャルゲームのような戦争になっていますね。バーチャルの世界では、人が死んでも物が破壊されてもスウッチ一つで復活できますが、現実の世界では実際に人が死に傷つき物が破壊され続けています。
科学技術の発達とAIの急速な進歩は、使い方によって人間の頭脳をゆがめているのかもしれませんね。
私たちがいま文化的で快適な生活を享受している蔭には、常に戦争に勝つための技術の発達があったことを忘れてはなりません。
そして、その中でたくさんの罪もない人々の命が失われたことも忘れてはいけませんね。
お盆の時期、ご先祖様はじめたくさんの今は亡き命のおかげで、今の自分があることをもう一度考えたいものです。
暑い中、熱中症に気を付けて本当の意味のスポーツしてみませんか。楽しむ運動は健康な身心を作る第一歩です。